人間関係と僕の作品。

 

【まとまりのない文章になってしまったが、今ここに記しておかないといけない気がして、そのままぶあーってかいてます。ご容赦ください...。】

 

 

僕は‪作品を作るときに、自分が設定したテーマに関して多角的に物事を考えて結論をなんらかの形で出さなくてはならない、という風に考えて、作っていたが。

 

‪もうそんな結論なんて出るような社会ではないってことに気づいた時、本当に萎えてしまった。‬

それはまさしく大学に入った時だった。

 

そして色んな演劇を見るうちに、自分の中では

「みんな違って、みんないい」

という陳腐な回答しか出なくなってきた。

要するに理論的にしか思考できなくなって、そこで停止しているということだ。

 

これが僕の結果なんだったんだろうと思う。

物語を理論的に考えてしまうと何がおかしくなるかというと、それだけになってしまうということである。

つまり、その物自体が、言語化できてしまうということだ。

せっかく作った自分の作品が、こんなブログでかけてしまうという内容になってしまったら困る。

 

問題は、どう観客が動くかだ、と思った。

それは言語化できない、人の心を動かす力である。

 

思えば、僕は色んなものに対して影響されてきた。

それでそれを会得し、見せることで僕自身のアイデンティティを保ってきたんだと思う。

 

「僕は小さい頃から、人に何かを見せるのが好きで...」

 

その文から始まる、大学への自己申告書は、印象に残っている。

手品、ジャグリング、パントマイム、ダンスなどを独学でやって見せたりしていた。

だが、僕は果たして人を影響させることができていたのだろうか、という問題が、最近自分をぐるぐるする。

自分が出来ること、は明確だが、それを見せる他人のことを全く考えていなかった。

そもそも他人ってなんだろうという問題にぶち当たる。

 

人のことは信じられる、というものではない。

そう自分は認識している。

 

人というものは必要不可欠な存在だが、完璧な信頼というものは置けないものである。

なぜかはわからない。

今まで人に裏切られたという自覚は少しあるが、それは相手側から見たら、もしかしたら違うかもしれない。

そんなことを考えていて、最近、人間関係という問題に踏み込もうとすると怖くなる。相手の内心が読めないからだ。

自分の中で、どうやってその外に出るかを考えている状態がいつも続いている。

 

外に出なきゃ。出方をどうしても習わなきゃ。

でも外に出たところで、本当にそこは外なのか?

井の中の蛙状態になってないか?

 

僕は井の中の蛙状態を、中学らへんで経験している。

大学に入ってから、その状態に気づくのだが。

何かしら僕は一番長けていると思っていた。

それが衝動となって、自分の中に何かを書くという名の火をつけたのかもしれない。

それで、映画を作っていたわけだが。

今の段階で、僕はその時作った映画をほぼ否定していて、黒歴史という風に思っているが、そこからもう僕は「井の中の蛙になりたくない」と思うようになった。

自己中心的な考えから離れたのだ。

でもそこで離れてみると、僕には社会性がないと思い知らされたのだ。

井の中の蛙の分のしっぺ返しがきたのだ。

 

社会性というものはどこまでも僕を追い詰める永遠の課題になった。

バイトではボロクソ言われる。

僕だから当たり前だ。

何が正しいのかよくわからない。

人の言うことが本当なのか、嘘なのかも。

そして大切な人をどう大切にしていいのか。

そもそも大切な人とはなんなのか。

 

理論では説明できない関係性に、僕は無理だと思ってしまった。いやになった。

でも僕にとって、人というものは、一緒にいないとダメな存在であった。

それは多分、だれかに何かを見せないといけないという、小さい頃からの欲望が突き動かしていたのかもしれない。

でも人と一緒にいる矛盾点は、いればいるほど、ぼくと相手の本心がわからなくなってしまうこと。

 

僕は本当にそれで、関係性が切れるのが嫌だった。

僕は誰かとどうやって話しかければいいのかわからないのに、なにか冷ややかな目で見られてしまう。

派手な服を僕はよく着るが、それは、自分に自信がない証拠なんだと、つくづく思う。

 

そういうことで、僕はどうしても解決できない関係性が本当に怖くて、極度に人に優しくしていて、僕が謝らなければならない、という風な強迫観念がつきまとっている。

それでそれがもう人格と張り付いてしまって、どこからが僕なのか、わからなくなってしまった。

 

いまこそその張り付いたものを、剥がさないとってずっと思っているが、剥がし方がわからないのだ。

 

僕は悩み続けているが、確実にその成果は出ていると思う。

 

それは久しく会っていない知り合いに会うと、

なんか落ち着いたね。と言われるからだ。

こうやって尖ったものを丸くする作業が、今の僕を作ってきた。

でも丸くなりすぎては違うと思う。

すこーし尖りたいし、尖り方を探したい。

しっかり意見が言いたい。

社会に馴染んでいきたい。

 

そんな思いのために、作品を作って、その都度、提示していきたいと思う。

色んなプロジェクトを、僕は考えるようになった。

どうにか、どうにか成功してほしい...。

でもいい感じに収まらないで、いつまでも悩んでてほしい。

 

そんな感じで、いまここにいます。

あっ、まあそれだけなんですけど。

なんかふと思いたって、書きました。

この後、心療内科に電話しようと思ってます。

カウンセリングしてほしい欲が、半端じゃないからです。

思い立ったらやらないと...。

そうある人に注意されたので。